カメラ機材

全てのカメラとレンズは接続できるのか?カメラのマウントの話

2018-05-23

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あれ?カメラによって、レンズを付ける穴の大きさや形が違う??
ジェイビー
リチャルド
そうだよ!メーカーや機種によってマウント形状はバラバラなんだ

 

カメラを買うときに色々なカメラとカメラによってレンズ接続口の大きさや形状が気づかれるかと思います。

今回は、そんなカメラのマウントについて説明してみたいと思います。

メーカーや機種によって変わるマウント

一眼レフやミラーレス一眼は、レンズを取り外して交換できる仕組みなっています。

この一眼レフやミラーレス一眼のカメラ本体とレンズの接続部のことをマウントを呼びます。カメラとレンズは、このマウント部分で接続されて、絞りやオートフォーカスなど情報の伝達して制御を行っています。

私が使っているキヤノンとフジフィルムは、こんな感じです。

 

パッとみてわかるのが、まず、マウント口の大きさが違いますよね。

キヤノンは、元々、昔の35mmフィルムカメラのマウント形状を引き継いでいるので大きなサイズになっています。また、よく見ると、下にある小さな電子接点の数やレンズを固定する爪部分の形状などが違いますね。

このマウントの大きさや形状は、カメラメーカーがマウントの口径や接続方式、カメラ本体とレンズの距離などの仕様を決めています。

このため、異なるマウントのカメラとレンズは、そもそも物理的に接続することができません。

 

主なマウントの種類は?

現在の主なカメラメーカーのマウント名は以下の通りです。

メーカー マウント
キヤノン EFマウント EF-Sマウント EF-Mマウント RFマウント
ニコン Fマウント Zマウント
ソニー Aマウント Eマウント
ペンタックス Kマウント Qマウント
富士フィルム Xマウント
パナソニック/オリンパス マイクロフォーサーズ

基本的に、カメラ本体が採用しているマウントと同じマウントのレンズが使えるレンズとなります。

例えば、キヤノンのEFマウントのカメラであれば、使えるレンズはEFマウントのレンズと言うことになります。キヤノンのマウントには、他にEF-SやEF-Mというマウントがありますが、異なる形状なので、同じメーカーですが使用できません。

 

なお、パナソニックとオリンパスを見ると両社とも”マイクロフォーサーズ”というマウントを採用していますが、これは共通マウントとして採用されたもので、両社が発売するカメラとレンズは同じマイクロフォーサースのマウントです。

このため、パナソニックのカメラにオリンパスのレンズを付けたり、その逆の組合せも使用する事が可能です。

 

別カメラメーカーのカメラ本体には基本的にレンズは引き継げない

カメラを使っていると隣の芝生は青く見えるもので、別メーカーのカメラが気になってしまうんですよね。

でも、別メーカーのマウントが異なるカメラ本体とレンズは接続できません。このため、他のメーカーのカメラを買いたいと思っても、折角買い揃えたレンズは引き継いで使用できない事になります。

なので、もし別メーカーのカメラに移るならば、レンズを含めて一式全ての入れ替えとなります。

 

これが、最初にカメラを買う上での結構な落とし穴なんです。
レンズやアクセサリーをそこまでもっていない間は大した問題ではないんですが、レンズの本数が増えたり、高価なレンズを買い始めると、容易にメーカーを変えるという決断は出来なくなっていきます。

他メーカーが魅力的な製品をリリースするとついついうらやましく思ってしまうんですよね、これが^^;

 

写真を本格的に撮りたい人と思っている人やレンズを増やしていきたいと思ってる人は、最初にカメラを選ぶ時点で、できればどんなレンズのラインアップがあるかを確認するなど慎重に調べておくとよいでしょう。

ちなみに、同一メーカーの場合は、マウント違いでもメーカー純正のマウント変換アダプターを発売している組合せでは使用が可能です。(ミラーレス用レンズを、ミラー有の一眼レフには構造上使えないのでアダプタはありません。)

非純正のマウントアダプタはダメなの?
リチャルド
リチャルド
その手もあるけど、使い勝手が悪かったり、画質がイマイチだったするね。
初めからアダプタを当てにするのはオススメできないかな

 

注意が必要!デジタル用レンズ

基本的にカメラとレンズのマウントが同じであれば接続は可能です。

ただ、ニコン、ソニー、ペンタックスには同じマウント形状で、内蔵するセンサーの大きさが異なるフルサイズカメラとASP-C(デジタル用)カメラを発売しています。

それに合わせてレンズもフルサイズ対応とASP-C用(デジタル用など呼び方は若干変わります)というレンズがあるので注意が必要です。

センサーの大きさが違う2種類のカメラに、小さいセンサー用と大きいセンサー対応のレンズがあるってことです。

 

それぞれ、フルサイズカメラ←→ASP-Cレンズ、ASP-Cカメラ←→フルサイズレンズの接続はできるようですが、写りに違いが出てきます。

このイメージセンサーとレンズについては、以下の記事にまとめてあります。

https://photoq.net/imagesensors/

 

リチャルド
キヤノンは、フルサイズ対応のEFマウントとASP-C専用のEF-Sマウント形状が少し違うので、EF-Sレンズをフルサイズカメラに付けられないです。ただし、逆のEFマウントレンズをASP-Cカメラへの接続は可能です。

歴史が長いEFマウントやFマウント

マウント合っていれば古いレンズも使えるのか?

結論から言えば、問題なく使用可能です。

歴史のあるマウントは、昔からマウント仕様を変えていないので、古くても同じマウントのレンズを接続して使用することは可能です。

 

例えば、キヤノンのEFマウントであれば、1990年代に発売されたレンズでも同じEFマウントであれば最新のデジタルカメラで使用できます。

ただし、レンズ自体が古く、フィルムカメラに合わせた設計かつ技術も今よりも発達していないので、現代のデジタル対応レンズのようにはっきりとは写りません。

どうしても最新レンズよりは画質が落ちますし、接続可能でも古いレンズの動作までカメラメーカーは面倒を見てくれないので、完璧には動かない可能性があるかもしれません。

 

古いレンズがあるから同じメーカーのカメラを買うのではなくて、選んだのがたまたま同じメーカーで使えたらラッキー程度で考える方がよいでしょう。

 

リチャルド
古いレンズのぼやっとした写りを味として楽しむのもアリです!
家に古いカメラが眠っている場合には探してみると面白いかもしれません

 

中古レンズの数がマウントによって異なる

マウントごとに歴史とユーザ数が違いますので、中古市場に出回っている数がかなり違います。

特に、キヤノンのEFマウントとニコンのFマウントは、昭和の時代から2強として常にトップを争ってきたマウントなので、中古市場に出回っているレンズ本数は圧倒的に多いです。

中古でレンズを買う事を考えた場合、欲しいレンズの中古が比較的見つけやすく、レンズの状態を選んで買うこともできます。

 

対して、ソニーのEマウントやマイクロフォーサーズなどの新しいマウントは、歴史が浅い分、出回る中古レンズの玉数がやや少ないので、欲しいレンズの中古がすぐに見つからない事もあります。

 

ただ、ネット通販が当たり前になってきた現代では、探しやすくなっていますので、一度、中古のレンズがどれくらい出回っているのかを検索して確認しておくのもよいでしょう。

同じレンズをマルチマウントで販売するレンズメーカー

カメラ量販店に行くと、シグマ、タムロン、トキナーというメーカー名のレンズを目にすると思います。

これらのメーカーは、各マウント向けのレンズの製造・販売しているレンズメーカーです。(サードパーティってやつです。)
同じレンズを、キヤノン用、ニコン用、ソニー用といったようにマウントが異なるレンズを販売しています。

 

一昔前は、カメラメーカー純正のレンズより若干性能は劣るもののお手頃な値段でレンズを供給していました。

しかし、現在は、ものによっては純正をしのぐ性能を持つレンズもリリースしているので注目です。(お値段も純正をしのぎますが…)

 

リチャルド
持っているレンズのマウントを、別のマウントに交換する有料サービスを提供しているところもあるので、カメラを買い換える時にもレンズを活かす事ができるのもメリットです。

まとめ

マウントには色々な種類があって、異なるマウント同士は接続出来ず使用できないって事は理解頂けたでしょうか?

これから始めたい人にとって、先を見越して選ぶという事はなかなか難しいことだとは思いますが、安くない買い物だけに後から後悔のないよう慎重に調べておきたいものですね。

まずは、購入候補のカメラを数社を選んで、そのカメラ向けのマウントにどんなレンズがあるのかを確認してみれば、選びやすくなってくるのではないでしょうか。

以上、少しは参考になればうれしいです!

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