カメラ機材

【カメラ選びの基本】単焦点レンズとズームレンズの特徴の違いについて解説します!

2019-07-04

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初めてカメラを買うときにはわからない事だらけだと思いますが、買うカメラを決めても今度はレンズも決めなければなりません。
でも、初めてカメラを買う人にとっては、レンズの違いはわかりにくい問題だと思います。
そこで今回は、これからカメラを買う人に向けて、レンズ名の見方やレンズの特徴について解説してみたいと思います。

レンズは大きく分けて3種類

各社カメラメーカーごとに数多くのレンズが販売されていますが、これらのレンズは、大まかに分けて以下の3種類に分ける事ができます。

  • 単焦点レンズ
  • ズームレンズ
  • 特定用途用レンズ

それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。
特定用途用レンズを除いて、どちらのレンズが良いというものはなく、撮影する人の写し方や好みで分かれます。
プロカメラマンでも、全て単焦点レンズで撮影する人もいれば、ズームレンズしか使わないという人もいるくらいです。
今回は紹介しませんが、特定用途用レンズとは、マクロ撮影用のマクロレンズや建築写真用のシフトレンズ、魚眼レンズなど、通常の撮影では撮れない用途に特化したレンズがあります。

レンズ名の見方

カメラ/レンズメーカーごとにレンズ名の付け方は様々なのですが、どれも共通している点が2つあります。この2つの意味が分かれば、どんなレンズなのかがわかります。
そんなもん知ってる!って方は、この項目は読み飛ばしちゃってください。
それぞれのレンズ名を見てもらうと、以下のような記載があると思います。
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◯◯mmの部分が焦点距離、後ろのF××の部分が最小絞り値を表しています。
焦点距離は、どれくらいの範囲が写るのかを示す値で、小さい値になる程、広く小さく写り、大きい値になる程、狭く大きく写ります。
そして、後ろのF××は、レンズの明るさを示す値です。
この値を見れば、そのレンズの最小となる絞り値を知る事ができ、F値(えふち)と呼ばれます。
このF値については別記事にまとめていますので、詳しくはこちらもご覧ください。

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この2点は、どこのメーカーのレンズでも必ず記載がありますので、これを見ればどんな性格のレンズなのかという事がわかるようになっています。
また、ズームレンズの場合には、この焦点距離、F値が2つ書いてあるものがあります。これは、ズーム中で一番広く写る広角側の焦点距離とF値、一番大きく写る望遠側の焦点距離とF値がそれぞれ名前が記載されています。
このようなレンズは、広角側と望遠側で最小絞り値が変化することを示しています。ちなみに、ズームレンズでF値が1つしか記載がない場合は、ズーム全域で最小絞り地が変化しないことを示します。
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例えば、上記の場合、広角の24mmでの最小絞り地はF3.5ですが、望遠側の105mmで使用する場合の最小絞り地はF5.6ということになります。

35mm換算に注意

使用するカメラがASP-Cやマイクロフォーサーズのイメージセンサーの場合、焦点距離をフルサイズ換算で考える必要があるので注意してください。
フルサイズ換算については、以下の記事をご覧ください。

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単焦点レンズ

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単焦点レンズというのは、焦点距離が1点で変わらない事から単焦点レンズと言われ、簡単に言えば寄ったり引いたりのズーム操作ができず、写る範囲が固定されたレンズです。
つまり広く写る広角レンズは、広角でしか撮影できないし、狭く遠くを写せる望遠レンズは、望遠でしか撮影できないレンズという事です。
このように書いてしまうと、不便でしかないやんって話になりますが、メリット・デメリットがあります。

メリット

単焦点レンズの一番のメリットは、F値がズームに比べて小さい事です。
これは、レンズの構造上の話になるのですが、カメラレンズというのは複数枚のレンズで1本のレンズを構成しているのですが、単焦点レンズというのはズーム用のレンズが不要でレンズ枚数が少なくシンプルであるため、明るいレンズを作りやすいところからくる特徴です。
このF値が小さいということは、下の記事にもまとめていますが背景がボケやすいという事になり、所謂、一眼レフらしい描画になります。

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もう一点のメリットとしては、ズームレンズに比べて軽量でコンパクトである点です。もうこれは言わずもがな、わかりやすいメリットと言えます。余分にもう一本持って行くことも出来ちゃいますからね。

デメリット

単焦点レンズのデメリットは、やっぱりズームできない点になりますね。
特に最初の頃は、思うように撮る事が難しくて不便に感じると思います。
ただ、これは距離感が掴めなくて扱いづらいって事もあると思います。しかし、積極的に前後に動いて足で稼ぎ、ある程度は慣れでかなりカバーできる部分でもあります。
慣れて上達する頃にはあまりデメリットとは感じなくなりますし、背景がボケやすいメリットを活用できるようになると我慢できるレベルになると思います。
あと、どうしても焦点距離を変えるにはレンズ交換が必要となるので、その手間がかかってしまうのもデメリットと言えます。

ズームレンズ

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ズームレンズは、引いたり寄ったりを手元のズームリングで調整する事ができるレンズになります。これは、皆さんがこれまで使っていたカメラにほとんど付いていたと思うので、わかりやすいですよね。

メリット

ズームレンズのメリットは、やっぱりズームできる事ですね。写真を撮る場合、周辺に気を配ったり、立ち入り禁止の場所があったりと自由に撮れない場合も多いので、やはりズームできるというのはそれだけでかなりのメリットがあります。
また、ズームできる事からレンズ交換の頻度が少なく撮影できる点も魅力の一つと言えます。

どれくらいズームできるかを示すズーム倍率という数値があります。このズーム倍率が低い方が利便性よりも画質を優先、高い方が画質よりも利便性を優先しているレンズと言えます。

デメリット

ズームレンズのデメリットは、単焦点レンズのメリットの反対となり、暗めのレンズになってしまう事、やや大きく重たくなる事になります。これは、レンズ構成にズーム用のレンズが入る事から致し方ない部分ではあります。
また、特に初心者の人に多いのですが、安易にズームして撮ってしまうのもデメリットではないかと思います。ズーム出来てしまうと、ついつい動かずにズームに頼って撮ってしまい満足してしまいがちになります。そうなると、アングルや構図が限られてしまい、やや面白みに欠ける写真になってしまうので、ズームレンズでも安易にズームに頼らない事も大切ではないかと思います。

メリット・デメリットまとめ

単焦点レンズ

メリット

  • F値の小さい明るいレンズが多い
  • 軽量コンパクト

デメリット

  • 焦点距離が固定なため初心者には扱いづらい
  • レンズ交換が手間になる

ズームレンズ

メリット

  • 撮影場所が限られる場合でもズームで撮れる
  • レンズ交換の頻度が少なくて済む

デメリット

  • F値の大きい暗いレンズが多い
  • やや重く大きいレンズが多い

本日のまとめ

それぞれのレンズのメリット・デメリットを見てもらえばわかりますが、それぞれ正反対の性格のレンズと言えます。
このため、どちらが良い悪いではなく、自分の使い方や好み、被写体によって使い分けするのが一番好ましい使い方かもしれません。
当記事を参考に、まずは、ズームレンズを1本買ってから、自分の撮り方や好みの焦点距離を見極めて、お手頃の単焦点レンズを一本持つと撮影の幅がグッと広がりますので一度検討してもらえたらうれしいです!

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